トヨタ ハイエース200系Reゲート・ルーフ修理

Reゲート上部・ルーフ後方、右側・右クオーター上部の酷い潰れ具合。
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本来ですとReゲート交換になりますが、お客様の要望でガラス脱着なしのReゲート鈑金で作業することになりました。
Reゲートの旧塗膜を削り、旧パテを削り、ようやく鉄板が見えてきました。
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スタッド(パネルに銅ワッシャーを溶接してヘコミを出す)を使い元の形にしていきます。
ルーフ・クオーターも同様にスタッドを使います。
(内張り・ルーフの天張りも火事にならないよう外します)
ある程度荒だしが終わったらパテ成形をしていきます。
ペーパー目・素穴に気を付けながら仕上げていきサフェーサーを吹きます。
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続いて塗装に入っていきますが、今回中までパテを付けているため、中塗り(ドアを閉めた時に塗装できない部分)を先にしていきます。
Reゲートの淵のシーラーがボロボロになっていたためカッターナイフで取り除き新しくシーラーを打っていきます。
それが終わったら塗装です。
一度乾燥させたらReゲート・ルーフ・クオーターを閉め吹きで塗装していきます。
パネルが大きいということもあり細かい部分などでぼかしていきます。
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ボカシ部分は通常の塗装したパネルより2倍・3倍の時間炙らないといけません。
しかも大きく、背の高いハイエース・・・
赤外線を台の上に乗せての乾燥です。
しっかり炙り、磨いていきます。

ボカシ目もきれいに消え完成です。
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