日産 インフィニティFX35 知多市の友人からナビ取付依頼

作業をやる前から「難題が多くなるな~」と思いながら、いざ作業へ・・・!
まず純正モニターのインパネを外します。すると、指の先がグチャグチャ・・・
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純正のダッシュボードが溶け始め、ブチルテープみたいになっていました。
これは酷い作り・・・もしくは海外仕様になっていたため日本の気候に合わなかったのか・・・

まずは純正ナビ取付のためにあるモニターを固定する枠を切断します。
次にナビ本体の取付のため写真の奥にあるエアコン通るダクトや鉄のステーなどを加工していきます。
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ヒートガンであぶったりパイプを突っ込みハンマーで叩いたり、曲げたり・・・
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ある程度できたら次にインパネをナビがおさまるようにベルトサンダーややすりを使いながら削っていきます。
何度も何度も調整をしながら・・・仮合わせ・・・
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次に専用のハーネスの延長に進みます。
1本1本ハンダ付けして収縮チューブで留めていきます。
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完成したら次は純正モニターの配線の延長をしていきます。
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本当ならルームミラーの場所に埋め込むのですが今回は肘置きのコンソールボックスに埋め込みます。
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ホームセンターで木材を買いカットしながら仮合わせをしていきます。
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少しモニターを浮かせるため枠に足も付けていきます。
以前ワーゲンの天張りをアルカンターラの革で張替したことがあり、その時の生地が余っていたのでそれを使用しました。
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うまいこと貼れ、なおかつ純正の生地と似た感じに!
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最高の仕上がりができました!
ここまではどこの鈑金屋さんでもできます。
今回オーナー様の要望で純正バックカメラもそのまま使いたいということで・・・
大きな山を迎えました。
そこで知人の整備士の方に応援を頼みいろいろ考えた結果
バックカメラをバラし、配線を3本確認・・・
ゲート側から配線色を追いながら車体側へ・・・
そこから新たに配線を分岐させ運転席の方まで・・・
ナビに配線を取付無事にナビにもモニターにも後ろの映像を映すことに成功!!
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安心して一息つく間もなく次なる大きな山に・・・
ナビを付ける際に車体側からきている車速センサー(車速パルス・車速信号)の配線に繋がなければなりません。
ですが海外の車なので配線図やデータもなく、配線の色が何色なのか・・・どのカプラーなのか・・・
整備士さん・部品屋さん・日産さんの力を借りて、何色のカプラー、何色の配線かが分かりました。
すぐさま接続し試運転・・・ 
ビンゴでした!!!!
GPSだけですと測位できないトンネルなど出てきますが車速センサーがあれば完璧です!
あとは綺麗に配線処理しながら組み付けていきます。
終わったと思ったら・・・メーターパネルにエンジンのチェックランプが点灯!!
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これはまずい・・・知人のところに持っていき早速診断機で見てもらうと
ナビ取付の仮合わせの時にカプラーを全部接続せずにキーをON/OFFにした結果ランプが点灯したことが分かり、リセットして完了!
オーナー様もすごく喜んでおりました。
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今回いろんな方に力をお借りして作業・完成できたことに感謝しつつホッとしております。
本当にありがとうございました。

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