知多半島の美浜にあるバイクショップさんからトラックのアオリの改造の依頼

知人のバイク屋さんからバイクを積む際に、左右の純正のアオリが高いし、ロープを引っ掛けるフックが少ないと相談を受けました。
そこで角パイプ（５ｍｍ角）を使い、枠を作り、中に柱を立て丸棒を溶接しロープを色んな所に引っ掛けれるように作ることに・・・。
まず角パイプを寸法通りに切断していき、枠を作り溶接していきます。
その中に同じ角パイプを使い、バランスよく柱を立てていきます。
そして、その間に丸棒を溶接していきます。

ある程度形になったらトラックの荷台に仮合わせをしてトリイ部分・Ｒｅゲート部分のアングルを使い削り出して作っていきます。
ここで何度も調整しながら仮合わせを行います。


多少の隙間があったので、平鋼を削り出しスペーサーを作り、きっちり寸法を出していきます。
閉めたときのガタつきもなくなりいい感じ！

＊もちろん閉めるだけでなく全開に開けることも可能です。
＊今回左右アオリを完全に１から製作したので取付ピンを抜けば今まで付いていた純正のアオリを装着することも可能です。

再びアオリをおろしベタ付で溶接します。
終わったら電気サンダー・ベルトサンダーなどを使い溶接のスパッタ・肉盛り部を整えていきます。
終わったらボディー同色（調色済）の白色を刷毛で塗っていきます。
（お客様からスプレーガンではなく刷毛塗りでいいとのご指示を受けました）


硬化剤を入れしっかり乾燥させたらトラックに本付けします。

純正のアオリも一緒に乗せて納車です。

お客様にもすごく喜んでいただき、思っていた通りの仕上がりだったみたいです。
お客様のお力になれてよかったです。
ありがとうございました。