通常だとスライドドア交換のレベルですが、今回は実費のため歪みが出てしまうことをお客様に理解・納得してもらい鈑金で作業することになりました。
最初にスライドドアから鈑金します。
塗膜を削り鉄板を出しスタッドで引き出していきます。
パネルが大きくキズも深かったのでベコベコになりました。
スタッドの先端を変え鉄板を絞っていきます。
ある程度、熱を加えて、水を含んだタオルで冷ましていきます。
全体に歪みが取れたらパテ付けをしていきます。
前から後ろまでの２本のプレスラインもしっかり出していきます。
ペーパー目・素穴などないかしっかり見ていきます。
面が整ったら先にサフェーサーを吹いていきます。
続いて左クオーター・ロッカーパネルの鈑金です。
ここは、プレスラインの交わり部分が潰れていたので反対側（右クオーター）を見ながら寸法を測り同じ形にしていきます。
鉛筆・マスキングテープを使いながら作業します。
この時、スライドドアとのチリなども気にしながら進めます。
左クオーターの後ろ側もスタッドで引出しパテ付けをします。
形が整ったのでこちらもサフェーサーを吹きます。
小さな素穴をラッカーパテで埋めていきます。
②へ続く・・・